虫が嫌がる香りって?簡単に作れるオリジナル虫よけスプレー

虫が嫌がる香りって?簡単に作れるオリジナル虫よけスプレー

 

 

数ある精油の中には虫が嫌がるものがあります。

 

その成分は「シトロネラール」で昆虫忌避(きひ)作用といって特に蚊、ダニ、コバエが嫌がる香りです。あくまで、寄せ付けないということで、殺虫作用があるわけではありませんが、寄ってこないことに関しては素晴らしくナチュラルな作用があります。

 

他にもゴキブリやハチ、虫全般が嫌がる精油や虫よけスプレーや虫よけグッツの作り方などを紹介しますのでお役立てください。

 

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虫が嫌がる精油

虫が嫌がる香りって?簡単に作れるオリジナル虫よけスプレー

 

【蚊、ダニ、コバエ、ブユ】
ユーカリレモン、シトロネラ、レモングラス、ゼラニウム、ペパーミント(ハッカでも可)、レモン、ベルガモット、オレンジ(スイート、ビター)、グレープフルーツ、

 

【ハチ、衣類につく虫】
ペパーミント(ハッカでも可)、レモングラス、レモン、ベルガモット、グレープフルーツ、オレンジ(スイート、ビター)、

 

【ゴキブリ】
ペパーミント(ハッカでも可)、ベチバー、クローブ、キャラウェイ、

 

【虫全般】
パチュリー、ローズウッド、ティーツリー、タイム、サイプレス、ヒノキ、ヒバ、ニアウリ、シダーウッド(アトラス、バージニア)、

 

虫が嫌がる精油を使うときの注意事項

虫が嫌がる香りって?簡単に作れるオリジナル虫よけスプレー

 

@肌に触れるような虫よけスプレーなどを作る際には「光毒性」のある柑橘類の使用は避ける。
(「光毒性」精油をヒフに塗り紫外線に当たることでヒフに炎症を起こすこと)

 

A特にネコは虫が嫌がる精油を嫌いますので、ネコを飼っている方は注意して使用しましょう。
(わが家のネコちゃんたちも、レモンなど柑橘類の臭いを嗅ぐとすごく嫌な顔をします。)

 

「蚊」対策ならユーカリレモンにおまかせ!

虫が嫌がる香りって?簡単に作れるオリジナル虫よけスプレー

 

特に蚊を寄せ付けないのは「ユーカリレモン」です。

 

ユーカリといえばオーストラリアですがその種類は600種類ほどあるそうです。その中で精油が取れるユーカリは数種類です。成分のほとんどがシトロネラール(70〜80%)、シトロネロール(5〜10%)で虫が嫌がる成分で構成されています。

 

しかし、他の種類のユーカリとユーカリレモンは、成分の構成が全くといってよいほど違います。防虫作用はありますが、ユーカリレモンの比ではないです。

 

香りも違い、ユーカリレモンはスーッとフレッシュな中にほのかにレモンが香る印象。ユーカリ・グロブルスやユーカリ・ラジアタはスーッとフレッシュな中に松やにのような森林系が香る印象です。

 

ホームセンターなどで、ユーカリレモンの苗が売られていますので、プランターなどに植えて玄関先で育てると虫よけになります。わたしもユーカリレモンとゼラニウムの苗をホームセンターで買ってプランターに植えて玄関近くで育てています。価格は1株198円(税抜)でした。ユーカリレモンの葉を手で撫でると香りが手についてしばらくフレッシュな香りがしました。
ゼラニウムも同じくフローラルを感じさせる優しい香りが安らぎを感じさせます。

 

虫が嫌がる香りって?簡単に作れるオリジナル虫よけスプレー

 

虫が嫌がる香りって?簡単に作れるオリジナル虫よけスプレー

 

 

簡単に作れる虫よけグッズ


 

虫よけスプレー

【材料(50ml分)(精油10滴)】
・ユーカリレモン⇒5滴
・ゼラニウム⇒3滴
・ペパーミント(ハッカでも可)⇒2滴
・無水エタノール⇒5ml
・精製水(水道水でも可)⇒45ml
・スプレー容器(できれば遮光性のガラス容器)

 

【作り方】
スプレー容器に無水エタノールを5ml入れて、精油を入れていったんフタを閉めてよく振る。次に、精製水(水道水でも可)を入れてよく振る。これで完成です。

 

【使い方】
使う前によく振り蚊など虫がいるような空間にスプレーする。また体全体にスプレーする。香りが感じられなくなったらつけなおす。

 

【保存】
冷暗所で保存し、1カ月を目安に使い切る。

 

虫よけ剤

 

【材料(50g分)(精油20滴)】
・シトロネラ⇒10滴
・ベルガモット⇒5滴
・ペパーミント⇒3滴
・シダーウッド(バージニアン)⇒2滴
・重曹50g
・50gの重曹が入る容器
・ガーゼ
・ひも(リボン)
・ビニール袋

 

【作り方】
ビニール袋に重曹を全ていれて精油を入れ空気を入れて振ってよく混ぜ合わせる。容器に精油と混ぜ合わさた重曹を容器に入れてガーゼでフタをして、ひも(リボン)を結ぶ。

 

精油以外の材料は100円ショップでそろいます。容器はガラス製以外のプラスチック容器であれば、精油によって溶けたり変形することもあるので、(PET、HDPA、PP、PE、)と表記されている容器を使いましょう。

 

【使い方】
玄関先や室内に置いて虫よけ剤として使う。玄関先(屋外)に置く場合は雨が当たらない場所に置く。ゴキブリ対策の虫よけ剤を作る場合は精油を全20滴としてペパーミントを10〜15滴いれ残りは他の精油で調整する。シンクなどの下に入れて使用する。

 

【使用期間】
重曹は除湿剤の役割もあるので湿気対策にもなります。1ヵ月ほどで新しいものと交換するとよいですが、湿気の吸い具合を見て早めに取り替えましょう。

 

衣類の防虫サシェ

虫が嫌がる香りって?簡単に作れるオリジナル虫よけスプレー

 

【材料(50g分)(精油20滴)】
・レモングラス⇒10滴
・グレープフルーツ⇒5滴
・ゼラニウム⇒3滴
・パチュリー⇒2滴
・重曹50g
・ひも(リボン)
・お好みの布
・お茶パック
・ビニール袋

 

【作り方】
ビニール袋に重曹を全ていれて精油を入れ空気を入れて振ってよく混ぜ合わせる。精油と混ぜ合わせた重曹をお茶パックに詰めて、好みの布に包んでリボンなどでまとめます。

 

精油以外の材料は100円ショップで全てそろいます。

 

【使い方】
タンスや衣装ケースで使う場合は衣類の一番上に乗せるとよいです。防虫効果のある香り成分は空気より重いので下に向かって広がるからです。クローゼットの場合はポールに結んで中央部に吊るすとよいでしょう。

 

【使用期間】
重曹は除湿剤の役割もあるので湿気対策にもなります。1ヵ月ほどで新しいものと交換するとよいですが、湿気の吸い具合を見て早めに取り替えてもよいでしょう。

 

まとめ

今回は、3種類の虫よけ対策を紹介しましたが虫よけといっても精油をはじめ、ほとんど天然の素材を使っていますので、エコロジーな上に香りに癒される虫よけ対策をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

アロマセラピーを楽しみながらナチュラルに虫よけ対策簡単にできるので試してみてくださいね。


 

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