【しみゼロの日】シミ・そばかす・肝斑の違いを知って美白ケア

【しみゼロの日】シミ・そばかす・肝斑の違いを知って美白ケア

 

4月30日は「しみゼロの日」って知っていましたか?シミの大敵である紫外線は4月からどんどん強くなってきます。

 

そこで、今回はシミ・そばかす・肝斑の違いを知って美白・美肌ケアに役立つ情報をお伝えしますので参考にしてくださいね。

 

 

【しみゼロの日】シミ・そばかす・肝斑の違いを知って美白ケア

 

紫外線について

紫外線は1日の中では正午前後の4時間ほどがもっとも高くなるといわれています。さらに紫外線は反射散乱しやすいという性質を持っていて、じっさいに私たちが浴びる紫外線は、地表面に当たって反射されるものも多くこの反射率は土や草地では直射光の10%弱、アスファルトで約10%、水面で10〜20%、砂浜で10〜25%、新雪では80%となっています。

 

紫外線の強い時期は衣服も紫外線を通してしまいますので、特にお天気の良い日に長時間屋外で過ごす場合は、UVカットの衣服や日傘などを使用することをおすすめです。

 

それと、目から入る紫外線も要注意です。目から入る紫外線はお肌のシミ生成に関係していますのでサングラスやUVカットメガネなども活用しましょう。

 

シミはなぜできるのか?

 

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シミの元になっているのが「メラニン」です。メラニンとは黒色の色素の事で肌や毛髪、瞳の色を構成しています。メラニンが多く含まれる肌や髪、瞳は黒色に近づく色になります。それとは逆にメラニンが少ないと白色に近づくのです。

 

そして、「シミ」はメラニンが局所的に多く生成されるのが原因で、できてしまいます。

 

紫外線からシミ、そばかす、日焼けをするのはなぜか?

メラニンには、実は紫外線から肌細胞を守る働きがあります。紫外線の害をメラニンを生産することにより肌を保護するのです。

 

紫外線を浴びるとシミができる仕組みについてです。シミの原因となる黒色の色素であるメラニンを作り出す生産工場が肌の外側の「表皮」の底部に存在し、そのメラニン生産工場を「メラノサイト」といいます。このメラノサイトが紫外線を浴びると活性化されメラニンがどんどん生産され肌を黒くしてしまうのです。

 

紫外線を浴びて肌が黒くなっても、通常では肌のターンオーバーによって角質となって黒くなった肌が剥がれ落ちるので肌の色は元通りになります。しかし、長年の紫外線のダメージからメラニンが溜まってしまうと、ターンオーバーのサイクルも乱れメラニンが排出されず肌にどんどん溜まりシミとなって現れるのです。そばかすの場合は色が濃くなり目立つようになります。

 

シミのできる紫外線以外の原因

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紫外線の他にも、お肌を刺激する外的要因は毎日の生活習慣の中に潜んでいます。

 

例えば洗顔をするときにゴシゴシと洗ったり不必要に過度な力をお肌に加えてしまうと、お肌に刺激を与えてメラニンを増やすだけではなくシワの原因にもなります。

 

喫煙もメラニン生成の要因となったり、ストレスもホルモンバランスを崩すことでメラニンをつくるよう間違った指示を脳が与えてしまうおそれがあるのです。

 

加齢によるターンオーバーのサイクルの乱れや睡眠不足など生活リズムの乱れもシミの原因になります。

 

シミとそばかすの違い

そばかすはシミの一種ですが、シミとそばかすの一番の違いは遺伝性か後天性かです。そばかすの主な原因は遺伝性によるもので白人など日本人でも色白の人に多い傾向で、そばかすのできる肌は乾燥肌の傾向にあり遺伝性であるため幼少期(3歳位)に表れ始め徐々に濃くなり加齢に伴って薄くなっていく傾向にあります。

 

一般的なシミの原因は、紫外線によるダメージ、加齢による肌の機能の低下、傷やニキビ跡の炎症など遺伝性ではなく後天性です。加齢も原因の一つなので年齢を重ねるごとに濃くなる傾向にあります。

 

シミもそばかすも紫外線を浴び続けることで悪化したりホルモンバランスの乱れなどによって悪化しやすい点は同じです。

 

代表的な4つのシミ

  1. 老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
  2. そばかす(雀卵斑)
  3. 肝斑(かんぱん)
  4. 炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)

 

シミはメラニンによって出現する色素斑なので、紫外線を浴びれば濃くなり出やすい場所や大きさなどによって分類されています。そばかすもシミの一種なのですが、遺伝性によるもので幼い頃から出現することが多いというところが異なる点です。

 

@:老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)

シミの中では比較的多く見られ年配者に多い茶褐色のシミ。
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このシミは、数mm〜数cmほどの大きさで、円形状を特徴とし濃いもあれば薄いのもあります。このシミのできやすいか場所として、特に紫外線に当たりやすい、ほお骨の上(目の下)やこめかみ、腕、肩、手の甲、などに多く現れ20代でも日焼けによる肌老化で出現します。

 

A:そばかす(雀卵斑)

正式には「雀卵斑(じゃくらんはん)」といい他のシミと違い、遺伝によることが多いとされます。
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紫外線によって濃くなるので注意が必要になります。そばかすのある人は乾燥肌であることが多いです。鼻、ホホなどに左右対称に分布し、ひとつひとつの斑点の大きさはほぼ均一に見えます。

 

B:肝斑(かんぱん)

頬骨の上あたりのほおなどに左右対称に現れる茶褐色〜灰褐色のシミで広範囲に及ぶのが特徴です。額や口の周りにもできることがあります。
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肝斑は女性ホルモンとの関係があるとされ、妊娠や経口避妊薬(ピル)の服用などにより現れることがあります。また紫外線を浴びたり摩擦などの外的刺激でシミが濃くなったり、大きくなったりするのです。

 

C:炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)

傷やヤケドやニキビ跡などお肌になんらかの炎症が起こり、消えずに残ったもので紫外線でさらに濃くなることもあります。

 

シミを防ぐ方法!

 

シミを防ぐにはまずメラニンの生成を抑えて作らないことです。そして、増やさないようにして目だたせないことを目指しましょう。

 

シミを防ぐ方法!紫外線対策

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メラニンの生成を抑えるにはシミの大敵である紫外線対策をしっかりすことです。紫外線は4月から9月の間が特に強いですがそのほかの時期でも紫外線は浴びてしまいますので一年中、紫外線対策は必要になります。

 

紫外線対策の基本は日焼け止を塗る事です。日焼け止に「SPFとPA」が表示されていますがこれは紫外線をカットする効果の目安になりますので参考にしてください。

 

・SPFとは?

UV-B(レジャー紫外線)を防ぐ目安となる指数。
1〜50+までの数値は、何も塗らない場合に比べてUV-B波による炎症をどれくらい長い時間防止できるかを表しています。
UV-B波に対する防ぐ効果が、数値が大きくなるほど高いことを意味します。

 

・PAとは?

UV-A(生活紫外線)を防ぐ目安となる指数。
4段階のレベルを表し+(1プラス)から++++(4プラス)のプラスの数が多いほどUV-Aを防ぐ効果が高いことを意味しています。
日焼け止のSPFとPAは、使用する場面に合わせて選ぶことがポイントです。
数値が高ければ効果も期待できますが、やはり数値が高いほどお肌の負担にもなりますので、負担を軽減しながら日焼け止をシミ予防ケアとして活用するこをおすすめします。

 

・場面に合わせた「SPF・PA」の目安

買い物、散歩、通勤程度
 →【SPF20・PA++】

 

屋外での軽いスポーツやレジャー 
→【SPF30・PA+++】

 

炎天下でのレジャーやマリンスポーツ、雪上スポーツなど
 →【SPF50+・PA++++】

 

日傘やサングラスを身に着けたり炎天下に長時間屋外にいる場合はUVカットの衣類を身に付けるなどすればさらに安心です。青天の雪上は非常に紫外線が強いのでお肌だけでなく目もサングラスなどで十分対策しましょう。

 

夏場などは汗などで日焼け止が流れて、数時間おきに塗り直すケアが必要です。部屋にいても日差しが差し込んでいますので、日焼け止めは家の中でも塗っておくほうがベター。

 

喫煙、睡眠不足、ストレスなどホルモンバランスの乱れを引き起こす生活習慣もターンオーバーが乱れシミの原因になりますので、それらの生活習慣を改善することも大切です。

 

また、日々の洗顔ではゴシゴシ洗ったりせず肌刺激になるようなことは避けましょう。スキンケアも美白成分の入ったものの方がシミ予防効果が高くなります。

 

まとめ

シミ予防は、毎日のケアこそが年を重ねても透明感のあるハリのある素肌でいられることにつながります。

 

シミはできてしまう、濃くなる前にケアするのが一番です。毎日のシミ予防で素肌美人を目指しましょう。

 

 

 


 

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