レチノール効果!若返りの美容成分でシミ・シワ・タルミよさようなら…!

レチノール効果!若返りの美容成分でシミ・シワ・タルミよさようなら…!

 

シミ・シワ・タルミがあると老けて見えますよね。レチノールには老け顔の原因となるシミ・シワ・タルミに特に有効に働きかけます。

 

今回は若返りの美容成分、レチノールについてご紹介しますので美肌ケアの参考にしてくださいね。

 

 

レチノールとは?⇒「ビタミンA」

 

レチノール効果!若返りの美容成分でシミ・シワ・タルミよさようなら…!

 

エイジングケアとして注目される美容成分レチノール、その正体は「ビタミンA」です。正確には、ビタミンAはレチノール、レチナール、レチノイン酸(トレチノイン)などの成分の総称です。ビタミンAは肌に強く作用するビタミンとして以前から知られています。

 

レチノールは近年の研究から肌の細胞体に働きかけ、シミ、シワに改善効果があることが明らかになってきました。加齢による自然老化だけでなく紫外線によるシワ・タルミなどの光老化、どちらにも有用な成分です。

 

つまり、レチノールが、細胞の分化や増殖に働きかけ新しく次々と細胞が生まれて、お肌を若返らせる効果があるというのが最大の魅力ですね。また、2017年に医薬部外品成分としてのレチノールは、厚生労働省からシワ改善効果があると認められました。

 

レチノールとトレチノインの違い

 

レチノール効果!若返りの美容成分でシミ・シワ・タルミよさようなら…!

 

同じビタミンAであるレチノールとトレチノイン(レチノイン酸)ですが、これらはお肌への作用は同じですが効果の「強さ」が格段に変わってきます。

 

レチノールは「医薬部外品」に分類され、トレチノインは「医薬品」に分類され、この分類からトレチノインは皮膚科や美容皮膚科などで医師の処方のもと使用が可能です。

 

レチノールは体内でトレチノインに変化しレチノールの50倍以上の強さでその効果を発揮するとされており、トレチノインは肌の角質の代謝を促し、ターンオーバーが活性化させ最終段階のトレチノインがターンオーバーを促す力は強力で、この働きによって肌のハリやうるおいを保っています。

 

そのためレチノイン酸の成分を使用した医薬品「トレチノイン」は肌への効果も非常に高いですが、一方で、効果と比例して肌への刺激も強まり赤みやかゆみなどのリスクも高まります。そのため医師の処方のもとに、肌のシミやニキビ跡を改善する医薬品として使用されているのです。

 

 

若返りの美容成分レチノールの3つの働き

 

レチノール効果!若返りの美容成分でシミ・シワ・タルミよさようなら…!

 

  1. ターンオーバーの促進(シミ、シワ、くすみ)
  2. 肌への強い水分保持力(シワ、たるみ)
  3. コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの美容成分の生成

年齢を重ねるにつれ現れる、シミ・シワ・タルミ・くすみ。そんな悩める老化肌にピンポイントで働きかけてくれるのがレチノールです。

 

@:ターンオーバーの促進(シミ、シワ、くすみ)

健康的な肌では通常28日周期で行われる肌のターンオーバー。古い角質から新しい角質へと生まれ変わっていくこの機能が、20代を境に加齢などで乱れがちになりシミ、くすみなどの老化肌のサインとして現れてしまいます。

 

レチノールは、角質の代謝を促すことでターンオーバーを活性化し、シミ、シワ、くすみの目立たない透明感のある肌へと導いてくれるのです。

 

A:肌への強い水分保持力(シワ、たるみ)

お肌のターンオーバーが正常になることで、もう一つ期待されるのが、うるおい成分の生成です。

 

レチノールには肌の保水力を高める効果があるため、新しい角質に生まれ変わったときに生成されるうるおい成分を、肌の内側に保持して、シワ、たるみを改善しみずみずしくピーンとハリのある潤い肌へと導きます。

 

B:コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの美容成分の生成

若いときの肌に弾力があるのは、肌自体がハリを保つ美容成分を生成する力を持っているからです。加齢に伴い、残念ながらこの力が衰えていき肌にシワやたるみができる原因の一つです。

 

レチノールは、コラーゲンやヒアルロン酸やエラスチンなどの美容成分の自発生産を促進する線維芽細胞を活性化します。この働きによりハリとツヤが生まれ、肌のしわやたるみが改善され若々しいお肌へと導いてくれるのです。

 

レチノールを使用する際の注意点

 

「レチノイド反応」

レチノールを使用する際に特に注意したいのが副作用である「レチノイド反応」。レチノールが変化したトレチノインは、ターンオーバーを活性化する力が絶大です。肌表面の古い角質を徐々に剥がしていき、新しい角質に変化させます。

 

皮膚科や美容皮膚科でトレチノインを使用して行われるシワやニキビ跡の治療は、この「皮が剥がれる」状態を繰り返すことによって、新しい角質への生まれ変わりを促します。

 

そのため、下記のような症状を伴うことがあります。

 

・ピリピリとした刺激を感じる
・乾燥する
・赤みやかゆみを感じる

 

これらは「レチノイド反応」と呼ばれ、トレチノインの効果が強いために、敏感肌ではない人にも起こる可能性があり、医薬部外品のレチノールは効果が緩やかになる分、医薬品のトレチノインと比較するとレチノイド反応が低減することがあります。

 

もし、レチノイド反応が見られたとしても、自分自身で大きな問題を感じない場合は1〜2週間ほど経過観察してもいいでしょう。

 

2週間程度でレチノイド反応が和やらいだ場合は、使い続けても問題ないケースが多いといわれています。ただし、肌質や感じ方にも個人差がありますので、様子を見ながらご自分に合った使用量、頻度を見つけるのがベターです。

 

レチノールはナイトケアとして使う

レチノール効果!若返りの美容成分でシミ・シワ・タルミよさようなら…!
レチノールは、紫外線によって壊れやすく非常に不安定。また、壊れたレチノールは肌に刺激をもたらす可能性があるので、もし日中に使いたい場合は紫外線を防ぐ日焼け止めをしっかりと使用するのがおすすめです。

 

また、ピーリング効果によって生まれ変わった新しい角質自体もデリケートなので、紫外線の影響を受けやすいのでレチノール化粧品を使用する場合は、夏場など紫外線が強い状況下での使用は避けたほうがよいでしょう。

 

レチノールのスキンケアはお肌の様子を見ながらナイトケアとして使うのが最適です。そして、使い始めは2〜3日おきに少量ずつ使いレチノイド反応を見ながら1カ月使ってみて効果を確認するのが適切な使い方になります。

 

 

レチノールスキンケア用品の3つの選び方

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  1. レチノイン酸トコフェリルを選ぶ
  2. クリームか美容液を選ぶ
  3. 初めて使用する場合は高濃度配合の物は避ける

 

@:レチノイン酸トコフェリルを選ぶ

レチノールの種類の一つであるレチノイン酸に、ビタミンE誘導体であるトコフェリルを融合した「レチノイン酸トコフェリル」。

 

レチノイン酸の刺激を抑えつつ、高い効果は維持するという、理想的な美容成分です。この成分を配合しているかチェックしてみるとよいでしょう。

 

A:クリームか美容液を選ぶ

レチノール効果!若返りの美容成分でシミ・シワ・タルミよさようなら…!
レチノールは油溶性ですので、レチノール配合の化粧品はクリームか美容液を選ぶのがポイントです。

 

また、肌質によってはレチノール自体が乾燥を招く場合があります。セラミドやヒアルロン酸やスクワランなど保湿を促す成分と併用するとよいでしょう。

 

B:初めて使用する場合は高濃度配合の物は避ける

レチノール化粧品は濃度が効果に大きく影響し、配合濃度が高いものほど刺激が強く、肌への負担も高まります。

 

化粧品の場合、レチノールの配合濃度が0.01%〜0.1%と決められていますので、まずは濃度の低い化粧品から試してみましょう。

 

まとめ

若返りの美容成分!「レチノール」は効果が高い分お肌への負担など考慮しながら使いましょう。

 

ピーンとハリのある透明感あふれる若々しいお肌を目指してくださいね。

 

 


 

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