乾燥肌のスキンケアは超保湿が必須!潤いケアはセラミドで決まり!
乾燥肌に悩む方にとって、保湿はスキンケアの中でも特に重要なステップです。
特にセラミドは、肌の水分を保持し、外部刺激から守るバリア機能を強化するために不可欠な成分。
この記事では、セラミドが肌に潤いを与えるメカニズムと、乾燥肌におすすめのセラミド配合スキンケア商品をご紹介します。
さらに、セラミドを効果的に肌に届けるための使用方法も解説。乾燥知らずの潤い肌を目指すための情報が満載です。
セラミドの力で、あなたもしっとりとした美肌を手に入れましょう。
潤いを守るバリア機能
肌は、表皮(ひょうひ)・真皮(しんぴ)・皮下組織(ひかそしき)の3層から構成。表皮は肌の最表面の層で、さらに4層にわかれています。(手のひらと足裏以外)
肌の一番外側にある表皮の4層の中の一番外側の「角質層」は、肌のバリア機能の役割として、きめ細かい健康な肌を保つのに重要です。
表皮の4層とは、肌の表面から@角質層、A顆粒層、B有棘層(ゆうきょくそう)、C基底層で構成。
表皮の一番深い層である基底層で新しい細胞がつくられ、生まれてから分化を繰り返し徐々に表面に押し上げられていきます。
やがて角層となり、最後はアカとなって剥離・脱落するというサイクル(ターンオーバー)を、年齢や部位によって異なりますがおよそ30日周期で繰り返しています。
セラミドは「角質層」に存在しており、肌のバリア機能を保つためには必須な成分です。
バリア機能について
肌は、表面から順番に、表皮・真皮・皮下組織の三層で成り立っていると前述しました。
その中でも、表皮のさらに一番外側の「角質層」は、「肌のバリア機能」を役割とし、お肌を潤いを保つためにとても重要です。
セラミドはこの角質層で、細胞と細胞の中でスポンジのように水分や油分を抱えこんでいる細胞間脂質で、肌のバリア機能をを保つための大切な成分といえます。
バリア機能とは、肌の一番外側に位置する角質層で肌の中の水分が蒸発するのを防ぎ乾燥から守る機能。さらに、遺物や刺激からも守り、肌に潤いを保ちます。
正常な状態は、角質層の細胞が並んでいる状態で潤いが十分であることです。
乾燥肌や敏感肌など、なんらかの刺激などですぐに赤みやかゆみの反応が出る肌は、バリア機能が低下している可能性が。
正常なお肌は、見た目もみずみずしくハリがあり、肌本来の力で潤っているのが外から見ても分かります。
バリア機能が崩れると
バリア機能が低下すると、肌表面からの刺激を受けやすく、ちょっとの刺激で肌が反応し荒れやすくなることが少なくありません。
特に、敏感肌や乾燥肌の肌は、バリア機能が崩れているので外からの刺激に弱い状態になっています。
このほかにも、生理前や季節の変わり目などに、吹き出物がでることがありますが、このような状態もバリア機能の低下に関連するとされています。
肌の乾燥状態を放っておくとシワやシミ、たるみや毛穴の開きなど老化肌を引き起こす原因になることも。
乾燥肌、敏感肌の方は入念な保湿対策が必要で、そうでない普通肌の方も、乾燥によるバリア機能が崩れないためにも普段からの保湿ケアは必須です。
バリア機能を保つ【セラミド】
肌のバリア機能を保つ主役成分は「セラミド」です。
潤い成分として角質層の細胞と細胞の間の水分をを保持し、その細胞の間の細胞間脂質の半分以上を占めているセラミドは、バリア機能の主役といえるでしょう。
お肌に十分な量のセラミドがある状態だと、肌の乾燥が防がれキメが整いみずみずしく潤いに満ちたふっくらとしたハリのある肌に。
しかし、セラミドは年齢とともに合成する力が減少することが明らかになっており、何も対処しなければ加齢とともに減少していき、潤いがなくなり肌老化が進んでいきます。
セラミドが減る原因は加齢もありますが、特に肌の乾燥は大敵です。さらに、日々のスキンケアや洗顔方法を間違えると、乾燥が悪化することがあります。
肌に摩擦をあたえるスキンケア方法は厳禁で、ゴシゴシこすって洗顔したり、肌がつっぱるような強い洗浄力の洗顔料を使ったりなどは注意しましょう。
セラミド化粧品の効果的な選び方
セラミドには種類があります。「ヒト型セラミド」「天然型セラミド」「植物性セラミド」「疑似セラミド」の4種類に分かれます。
では、どのタイプのセラミド化粧品がお肌に効果的なのでしょうか?答えは、「天然セラミド・ヒト型(バイオ)セラミド」です。
@:ヒト型(バイオ)セラミド
酵母などを利用して生成したセラミドで、ヒトが持つ12種類のセラミドのいずれかに似た構造を持っています。
ヒト型セラミドや天然型セラミドと呼ばれることもあり、浸透性や保湿性に優れているのが特徴です。
A:天然セラミド
ヒトが持つセラミドに似た構造を持ち、肌なじみがよく保湿力が高いセラミド。
水と油の両方になじむ性質を持っていて、皮膚への保湿性もよく浸透性も高いです。
B:植物性セラミド
植物由来のセラミドで米ぬかなどから抽出され、ヒトの体内のセラミドとは一部構造が異なります。
天然・ヒト型に比べると浸透力は落ちますが、保湿力があるものもあります。
C:疑似セラミド
セラミドに類似した物質を化学的に合成したセラミド。疑似セラミドとも呼ばれ、天然・ヒト型比べて効果は劣ります。
保湿力に優れバリア機能を高めるセラミド
「セラミドEPO」
「セラミドNP」
「セラミドAP」
などのヒト型セラミド化粧品がおすすめです。
*ヒト型セラミドや天然セラミドは、セラミドの種類で化粧品などの表示名とは異なるので上記の表示を参照してください。
まとめ
この記事を通じて、セラミドが乾燥肌のスキンケアにおいてなぜ重要なのかがお分かりいただけたでしょうか。
セラミドは肌の保湿とバリア機能を支えるため、潤いを保ちながら肌を健やかに保つことができます。
今回紹介したセラミド配合のスキンケア商品や使用方法を取り入れることで、乾燥から肌を守り、しっとりとした美肌を実現しましょう。
毎日のスキンケアにセラミドを加えて、肌も潤いに満ちた健康的な状態を保てるようになります。
外からのスキンケアとしてセラミドについてお伝えしましたが、体の中ら摂取するセラミドについては、当サイトの
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