プラセンタの効果でマイナス10歳肌!ブルドック顔になる前に対策を!
年齢と共に気になる肌のたるみやシワ。いわゆる「ブルドック顔」を避け、若々しい肌を保つためには、どのような対策が効果的でしょうか?
実は、プラセンタには肌のハリと弾力を取り戻し、見た目年齢を若返らせる力があるといわれています。
この記事では、プラセンタの驚くべき効果と、それを最大限に活かすスキンケア方法をご紹介します。
エイジングケアにプラセンタを取り入れ、マイナス10歳肌を目指しましょう。
スーパー美容成分【プラセンタ】とは
プラセンタは、動物の胎盤に含まれる成分で、人間や動物の赤ちゃんに栄養供給をする大切な器官です。
胎盤には、栄養素が豊富に含まれており、この栄養素がさまざまな効果をもたらすといわれています。
プラセンタは3種類に分類される
- 豚や馬、羊やヒトなど哺乳類の胎盤から抽出される 「動物性プラセンタ」
- 植物のめしべの一部である胎座を元にした 「植物性プラセンタ」
- 魚の卵を包んでいる卵巣膜から作られる 「海洋性プラセンタ」
海洋性プラセンタと植物性プラセンタには、胎盤がありませんので、含まれる成分が動物性プラセンタと異なります。
なかでも、海洋性プラセンタと植物性プラセンタには、動物性プラセンタに含ませる成長因子(細胞分裂を活発にする物質)が存在しないため、効果の現れかたに違いが出るのです。
動物性プラセンタ
◎豚
豚は年に2回出産するため胎盤の採取が容易で最も流通。安全性を確認する場合は「JHFA」マークがあれば信頼性が高いです。
◎馬
ほかの種類よりもアミノ酸が比較的多いです。
◎羊
日本での流通はほとんどなく、主にヨーロッパで人気が高いです。
◎ヒト
医薬品に使われるのはヒトプラセンタ。
海洋性プラセンタ
◎魚の卵を包む卵巣膜
成長因子は含まれていません。アミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸などの栄養成分は含まれています。
植物性プラセンタ
◎植物の胎座
成長因子は含まれていません。アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの栄養成分は含まれています。
プラセンタの5つの美容・健康効果
プラセンタは美容面でも健康面でもさまざまな効果が期待できる成分です。
美容面では抗老化作用、抗酸化作用、保湿効果、ハリ弾力、シミ、シワなどに効果を発揮するとされています。
- 肌の抗酸化作用
- ハリ・弾力(タルミ・シワ)
- 保湿
- シミ予防
- 健康増進
@:肌の抗酸化作用
プラセンタは、抗酸化作用が期待されます。
抗酸化作用(SOD様作用)とは、体内に発生した活性酸素を除去したり、活性酸素によって傷ついた体内の細胞などを修復することです。
活性酸素は、シミやシワなど老化肌の原因となるため、抗酸化作用によってこれらの老化肌の予防につながります。
A:ハリ・弾力(タルミ・シワ改善)
肌の断面は、外側から表皮、真皮、皮下組織になっていて肌の弾力やハリに関係しているのが真皮層です。
真皮は、エラスチンやコラーゲンで構成され真皮の断面の隙間にキレイに入り込むことによって、肌の弾力とハリが保たれさ若々しい見た目に。
プラセンタは、線維芽細胞の増殖を促すとされ、肌の弾力やハリにつながるコラーゲンやエラスチンは、線維芽細胞が活発に活動することで作られます。
プラセンタを真皮層に届けることによって、ピーンとハリのある若々しいお肌を保てるということです。
B:保湿
「保湿はスキンケアの基本」ですが、プラセンタは遊離アミノ酸という成分がたくさん含まれており、この成分が肌を柔軟にし潤いを与え保湿します。
C:シミ予防
シミは、肌の一番外側の表皮の底部にあるメラノサイトが紫外線などの刺激を受け、活性酵素(チロシナーゼ)を活性化しシミの元になるメラニンが生成されます。
プラセンタは、活性酵素(チロシナーゼ)をブロックし、メラニンの生成を抑えてシミを予防。医薬部外品として美白有効成分として認められています。
D:健康効果
特に、更年期障害に効果が確認されていいます。更年期に現れるさまざまな症状の中で、ほかの病気に伴わないものが「更年期症状」。
その中でも、症状が重く日常生活に支障を来す状態が「更年期障害」です。
閉経の前後10年間に更年期の症状が現れ症状の強弱は個人差があり、女性ホルモンの分泌が低下することで発症することがわかっています。
レディースクリニックなどで使われるプラセンタ注射で、更年期障害による症状が緩和されることが知られています。
更年期障害のほかにも、肝機能障害の改善も厚生労働省から認められているのがプラセンタです。
プラセンタのおすすめ使用方法
プラセンタの使い方としては、スキンケア、経口摂取、注射の主に3つ。美容効果は、主にスキンケアで使用するのがおすすめです。
安全性からも国内産の豚プラセンタが使用されているもので、特に成分の配合量がより多いものを選びましょう。
スキンケアでは、抗老化、抗酸化、保湿、ハリ弾力、シミ、シワなどに効果が期待されます。
プラセンタには「線維芽細胞」の増殖を促す働きがあり、美肌成分の生成を助け、内側からハリと潤いがあふれ出る肌をサポートします。
線維芽細胞は、肌の真皮層にあり、肌の弾力やハリを作り出すコラーゲンやエラスチン、肌の水分を保持。
そして、潤いを作り出す「ヒアルロン酸」などの美肌成分を産み出している重要な細胞です。
加齢や活性酸素の影響により、線維芽細胞の自己増殖能力は20歳後半から低下し始め、30代ではその低下に拍車がかかるとされています。
まさに、年齢の下降曲線と同じです。つまり、元気な線維芽細胞を増やすことが美肌への近道となり得るでしょう。
まとめ
この記事を通じて、プラセンタがエイジングケアに、どれほど有効かがお分かりいただけたと思います。
豊富な栄養成分が肌のハリと弾力を支え、若々しい肌を取り戻す手助けをしてくれるプラセンタ。
今回紹介したプラセンタを含むスキンケア製品や生活習慣の改善により、年齢に負けない美しい肌を目指しましょう。
毎日のケアにプラセンタを取り入れて、ブルドック顔を防ぎ、マイナス10歳の肌を実現してください。