プロテオグリカンとは?!肌年齢がみるみる若返る4つの美容効果!
プロテオグリカンといえば、ここ近年でたちまち人気になった美容成分です。
プロテオグリカンは今や美容成分として使われるだけでなく加齢に伴う膝や関節などの悩み解消にも使われたりしています。
今回は、プロテオグリカンが美容成分としてどんなお肌の悩みに効果が期待できるのかご紹介しますので参考にしてくださいね。
期待の美容成分プロテオグリカンとは
「プロテオ」タンパク質、「グリカン」は多糖類を意味します。
ある特定のたんぱく質に何本かの糖鎖(糖が結合してできた化合物)である「グリコサミノグリカン」が結合しているものの総称を「プロテオグリカン」と呼んでいて、プロテオグリカンは唯一無二ではなく、いま説明した成分の「総称」なのです。
これは、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンとともに細胞外マトリックスを形成する第三の生体成分でわたしたちの体にもともと存在する成分なのですが、保水性に非常に優れお肌ではハリや弾力を保つのに重要で関節では、軟骨に含まれ緩衝作用により関節の動きを助けます。
プロテオグリカンはサケの鼻軟骨から抽出して得られ、化粧品や健康食品の原料に使われていて、北海道や東北地方の特に青森県、岩手県、新潟県でサケの鼻軟骨は「氷頭(ひず)なます」という酢のもので郷土料理として食べられていますが、一部の地域だけて食べられているサケの部位でその多くは廃棄されていました。
そこで、弘前大学と某企業との共同研究により、平成16年から文部科学省「都市エリア産学官連携促進事業」を活用して行われ高純度のプロテオグリカンがサケの鼻軟骨から大量に精製する技術を確立することができたのです。
肌年齢が若返る!プロテオグリカンの4つの美容効果
- 高い保湿力
- EGF様作用によるエイジング
- T型コラーゲンを増やす
- ヒアルロン酸を増やす
わたしたちは加齢に伴い肌の弾力が失われ、シワ、シミ、ほうれい線がだんだんと目立ってきます。そして、何といっても「老け顔」になってしまいます。
プロテオグリカンはヒアルロン酸やコラーゲンの生成、肌細胞の増殖を促進し、非常に高い保水能力を備えており肌荒れ、シワ、肌の弾力、メラニン生成の抑制作用や色素沈着改善作用も確認され、若々しいお肌を保つのです。
@:高い保湿力
プロテオグリカンにはスポンジのように水を含む水分保持能がありヒアルロン酸に劣らない高い保湿力をプロテオグリカンが維持してくれます。
また、ヒアルロン酸にはべとつき感がともないますがプロテオグリカンはべとつかないため、サラッとした使用感でありながら高い保湿力を維持するのも特徴です。この非常に高い保湿力により、ピーンとハリのある若々しいお肌を保ってくれる働きがあります。
A:EGF様作用によるエイジング
プロテオグリカンのコラーゲンとヒアルロン酸の増殖効果は、EGF(上皮成長因子、Epidermal Growth Factor)様の作用によるものです。
EGFとは、人が持っているアミノ酸から成るたんぱく質で、細胞の成長を促す成分です。加齢に伴い(特に20代後半から)急激に減少すると言われ、ターンオーバーのサイクルが遅くなって、老化肌の原因となっています。
弘前大学の研究によってプロテオグリカンには、「EGF様作用という機能がある」ことがわかりました。つまり、プロテオグリカンが年齢とともに減ったEGFと似た働きをすることで、肌のターンオーバーを促進しエイジングケア効果が期待できるということです。
*EGFについて詳しくは↓の記事をご覧ください。
【マイナス10歳肌!】成長因子(GF)でみるみる若返る!
B:T型コラーゲンを増やす
プロテオグリカンは、線維芽細胞を用いた実験で、「T型コラーゲンを増やす」効果が認められています。
【・T型コラーゲンとは】
I型コラーゲン(Type I collagen)は、ヒトの体に最も豊富に含まれるコラーゲンで、コラーゲン繊維として知られる大きな好酸性の繊維を形成する。組織が修復された際の瘢痕組織や腱、靭帯、筋原線維の筋内膜、骨、真皮、象牙質等に含まれる。
(ウィキペディアより参照)
コラーゲンはヒトの真皮の7割を占める主要な成分で、お肌の構造を維持するのに重要な役割を果たしています。皮膚の本体でもある真皮のコラーゲンのほとんどがI型コラーゲンです。
真皮は表皮の下にあり、お肌の見た目の老化に深いかかわりがあるとされていてコラーゲンの生産能力が衰えるととお肌のハリが低下し、シワやたるみ、ほうれい線などの老化肌につながると考えられています。
紫外線による光老化や加齢によるお肌の老化でコラーゲンは減少していきますが、プロテオグリカンにはコラーゲンの生産を促進する働きがあるのが特徴の1つです。
C:ヒアルロン酸を増やす
残念ながら保湿成分のヒアルロン酸は加齢により減少しますがプロテオグリカンにはヒアルロン酸の生産を促進する働きがあり、お肌の水分量を保ち肌組織の隙間をうめて乾燥から肌を守り表皮の潤いと真皮の弾力性を保つ働きをしています。
しかし、体の中のヒアルロン酸は加齢とともに減少し特に、40代から減少が加速し赤ちゃんの半分以下に減少してしまうのです。
プロテオグリカンには「ヒアルロン酸を増やす効果」が認められているので、40代からでもプロテオグリカンでヒアルロン酸を補いお肌にみずみずしい潤いを保つことができます。
まとめ
プロテオグリカンはここ数年で美容効果が認められた、肌年齢を若返らせる素晴らしい美容成分です。
今では、安価でドラッグストアでも見かけますので毎日のスキンケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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